教習所ってこんなことするよ。入校からのざっくりとした流れ

そもそも教習所って何するの?
教習用の自動車に乗って運転の練習するところ?

教習所ではいろんな授業があり、ただ車の運転の仕方を勉強するところではありません。

適性検査

まずはじめに適性検査が行われます。
ここで検査される内容は以下の3つです。
①視力検査
②色彩判別能力
③聴力検査

この検査の一定基準に達しないと免許取得が出来ません。

視力の場合、両目0.7 片目0.3 に達しないとメガネやコンタクトの使用が義務付けられます。

合宿などで入校後に適性検査を受け、メガネやコンタクトを用意できない場合、教習が受けれないという可能性もありますのであらかじめ視力の検査などをしておきましょう。

第一段階

技能

MT車(ミッション車)の場合、15時間以上
AT車(オートマ車)の場合、12時間以上

教習所の敷地内にあるコースを利用し基本的な車の操作を学びます。

車に乗る姿勢、スピード調整や目標に合わせた停止、カーブや曲がり方など基本的な事を練習します。
通常の道路と違ってスピードの速い車や歩行者、自転車などはいないので、基本的にはゆっくり車を走らせる練習です。

学科

第一段階の学科授業は9時間です。
信号をはじめ、運転の心得、標識、表示、運転免許制度、交通違反警告についてなど、路上に出るまでに必要な最低限度の事を教室で学びます。
普通の学校で受けているような授業形式になります。

第一段階学科授業が全て終了すると「効果測定」という名の模擬試験のようなものを行います。
90%が合格点になります。
仮免許を取得するために必要な試験です。
効果測定は何度でも合格するまで無料で受けれる試験になるので、苦手な点を克服し仮免許試験に備えましょう。

仮免許試験

所内での実技検定と学科試験を行います。
行う日時は別々です。

技能検定は100満点からスタートの原点方式です。
70点以上が合格点で70点を切ってしまうとそこで検定が中止になります。

学科試験は第一段階で勉強した範囲から50問出題され、90%以上で合格です。

落ちてしまった場合、追加料金を払い補講を受け、再試験が可能です。
落ちてしまったからと言って免許が取れないわけではないので、安心しましょう。
仮免許試験は人生初の免許の試験となるので本試験より落ちる方が多いようです。
特に技能検定に関しては運転中に減点が基準より下回った時点で「終了」という教官の声が車内に響くのでショックを受ける人が多いようです。
ですが、落ち込んでいるより、できなかった点を理解し、再試験に向かっていきましょう。

第二段階

技能

第二段階の技能の教習は一般道路で19時間以上です。
路上運転の注意点や運転前の準備から始まり、交通に合わせた運転や進路変更など付近の道路で教習を行ったり、
教習所に戻り縦列駐車や方向転換などの練習なども行います。
また教習最後の方になると高速教習などもあります。

街中で見かける教習車が第二段階技能教習まっただ中という感じです。
所内で行われる第一段階と比べ、スピードの速い一般自動車や路線バス、大型自動車などが行き交い、歩行者や自転車などもいます。
はじめに所内を出るときの緊張感は半端無いと思いますが、助手席にはベテランの教官もいますし、教官の足元には緊急用のブレーキもあります。

危険なことも多いので怒られることもあると思いますが、免許を持っている大人の誰もが通った道です。
怒られても事故にならなければ大丈夫。
落ち着いて運転しましょう。

学科

第二段階の学科は16時間です。
第二段階では安全な運転を行うための勉強や、事故、所有する車の保険制度など実際車を所有した場合に必要な知識を学びます。
他にも、応急救護など事故に遭遇してしまった場合に必要となる心肺蘇生や人工呼吸などの、いざというときのための応急手当の知識と技術を学びます。

学科授業が全て終了すると「効果測定」という名の模擬試験のようなものを行います。
90%が合格点になります。
仮免許のように学科試験は無いのでここで苦手な点を克服しておきましょう。

卒業検定

卒業検定は技能のみになります。
仮免許の検定と同じで、100万点から減点方式で70点以上で合格。
減点が70点以下になると強制終了となります。

教習所内コースと一般道路を使用して行われます。

教習所内では縦列駐車や方向転換を行います。
一般道路では、指定されたコースを走行します。

他の教習生と一緒に行う

検定は他の教習生と3人程度で行います。
検定中残りの2人は後部座席に座り、検定を見届けます。

人に見られているという緊張も加わりますし、自分が2番手3番手の場合、落ちてしまう人、合格する人などを見届けないといけないのでプレッシャーが上乗せされます。

第二段階の実技と同じような内容の検定になるので、落ち着いて教習内容を確認すれば大丈夫です。
焦らず、落ち着いて検定を受けてください。

卒業検定を合格すると教習所での教習は終了です。

教習所内での教習が終わったからと言って免許が取得できたわけではありません。
卒業証書は、本試験の受験資格が手に入ったという事になります。
卒業証書には有効期限があります。
有効期限は1年です。
期限切れしてしまうとまた教習所に再入校したり、運転免許試験場で技能のテストを行ったりと、面倒なことが増えてしまいます。
なので卒業証書を手に入れたら出来るだけ早く本試験を受けることをお勧めします。

本試験

本試験は教習所で行われるものではなく、各都道府県にある指定された運転免許試験場での試験になります。
100万点中、90点で合格です。
合格するとその日のうちに運転免許が交付されます。

一日中試験所にいないといけないので飲み物や食べ物などの用意をしましょう。
※試験が行われる時間帯、費用などは各試験場のホームページなどで確認しましょう。