片頭痛か緊張型頭痛か、頭痛の原因を調べる。

日本人の成人3人に一人が悩まされている頭痛。

一言頭痛持ちといっても、人それぞれ頭痛の原因が違ってくると飲む薬、対処方法などが変わってきます。

頭痛が現れたから鎮痛薬を飲むという対処をされている方が多いと思いますが、鎮痛薬というのはいったん痛みを抑えるものであって頭痛を治す薬ではありません。

自分の頭痛の原因を把握し、正しい対処法をすることで頭痛の頻度を減らしたり、頭痛を解消出来たりする場合があります。
頭痛の原因を見つけ出し、ライフスタイルの見直しなど頭痛との付き合い方について考えてみましょう。

片頭痛か緊張型頭痛かを調べる

【片頭痛の特徴】
こめかみから脈を打つようなズキンズキンという痛み、肩こり、むくみ、ひどい場合は吐き気など。
頭を上下すると痛みがひどくなる。
光や音などに敏感になる。
痛みの原因は脳表面の血管拡張と三叉神経(さんさしんけい)の炎症。
30代から40代の女性に多い。
月経により片頭痛が引き金になる場合も。

【緊張型頭痛の特徴】
夕方から夜にかけて頭痛がひどくなる、頭を締め付けるような痛み。
片頭痛のように光や音、頭の上下に敏感になることはない。
肩こり、眼精疲労、めまい、全身の嫌悪感などがある場合がある。
数時間で治まる場合もあるが、数日、数週間など慢性化するケースもある。

片頭痛と緊張型頭痛、どちらも当てはまる人もいる。

対処法

【片頭痛の対処法】
刺激(光や音)の少ない場所でゆっくり休む。
薬は出来るだけ早く飲む。(慢性的に頭痛が続く場合は薬物乱用頭痛につながるので専門医を受診することをお勧めします。)
カフェインを適量。(カフェインには血管を収縮させる作用があるため)
ただ過剰摂取は頭痛を誘発するので、日頃から摂取量に注意しましょう。
【片頭痛の予防】
日ごろから規則正しい生活を心がける。(週末や年末年始・大型連休の朝寝坊などが原因になることも)
頭痛日記をつける。(頭痛の頻度などをチェックする)
カフェイン、アルコール、チョコレート、ピーナッツ、柑橘類、スナック菓子、油の多い肉、など頭痛を誘発するとされている食品の過剰摂取を避ける。

【緊張型頭痛の対処法】
温める。こりをほぐす。
ゆっくりお風呂に入る。
ストレッチなど体を動かす。
【緊張型頭痛の予防】
日ごろからの運動。肩こりの予防。
寝具の見直し。枕の高さなど自分に合わせてバスタオルなどで調整してみる。

専門外来の受診が安心

頭痛外来という専門外来があります。
頭痛に特化した病院なので原因特定のために受診することをお勧めします。
片頭痛の場合、片頭痛専用の頭痛薬(トリプタン)などがあり、専門外来の受診で処方されたりします。

記録を付ける

日々の頭痛日記を付けましょう。
頭痛日記をつけることで日ごろの頭痛の頻度、頭痛の原因などを見つけることが出来ます。
普通のノートでもいいですし、アプリなどもありますので自分に合った形で続けれるものが好ましいです。
その日に食べたもの、睡眠時間、予定、天気などを簡単に書くと原因究明に役立ちます。
頭痛の原因を解明することで予防に役立てることが出来るので一番効果的な方法だと思います。

頭痛との付き合い方

片頭痛・緊張型頭痛ともに日ごろの生活リズム、運動不足の解消などで緩和される場合が多いです。
パソコン作業で座りっぱなし、同じ姿勢を続ける場合などは定期的に立ち上がり休憩を取ったり、ストレッチや軽い運動を日ごろから心がけることで軽減したりする場合が多いです。

寝不足は頭痛に影響することが多いので、寝る時間が遅くなった次の日、朝早起きしなければいけない日などは数分の仮眠をとる時間を作りましょう。場所は出来るだけ静かで暗い場所がいいです。
時間は10分から30分。熟睡しなくても浅い眠りでも目をつぶり休憩することで脳や目などを休めることが出来ます。
ただし、30分以上眠ってしまうと逆に頭痛を誘発してしまう場合がありますので時間を決めてタイマーをかけて寝すぎないように注意しましょう。
頭痛が来る前に仮眠をとる、体を動かす、カラダを温めるなど対処することで頭痛を回避することも出来ます。

頭痛がきてしまったら無理をせずゆっくり休む、早めに薬を飲む、片頭痛なら痛む部分を冷やす、緊張型頭痛なら肩や首の後ろを温めるなど普段から対処できるよう準備しておきましょう。
頭痛を我慢してしまうとひどくなってしまう場合がありますので外出先でも対処できるよう頭痛薬は常に持ち歩きましょう。

運動をする場合、激しい運動などは頭痛を誘発してしまう場合がありますので、軽い運動から始めてみてください。
自律神経を整えるヨガなども効果的です。続けることが大事です。

日ごろからの対策

頭痛は予告なく来ることがあります。
予定していた用事や友人との約束、休めない仕事の日など、大事な日にやってきてしまったらその日一日台無しにしてしまう事も。
原因の究明をし、規則正しい生活リズムなど心がけることで頭痛の頻度を減らし、大事な日を頭痛に邪魔されないようにしましょう。